介護はマニュアルよりコミュニケーション力

田島利華

2023年入職 介護福祉士
特別養護老人ホーム・敬寿園七里ホーム勤務

趣味は写真、お菓子作りと旅行。作ったお菓子はホームで入所者に食べてもらい喜ばれている。去年の1週間のリフレッシュ休暇では石垣島を訪れ、南国の自然を満喫した。

介護福祉士

介護の仕事を志したきっかけは?

我が家は大家族で、普段から高齢者と接することが多かったのですが、祖母を自宅で看取ったとき、自分には何もできなかったという悔しさを感じました。それが介護の仕事に興味を持ったきっかけです。その後専門学校の福祉科に進み、介護福祉士の資格をとって、欣彰会に入職しました。

欣彰会に決めたのは?

私は地元さいたま市の出身で、地域のお年寄りの面倒を見たいと考えていました。介護の仕事も色々ありますが、祖母のこともあり、ぜひきついイメージを持たれがちな特別養護老人ホームで基礎を積みたいと考え、ネットで検索して欣彰会を見つけました。もちろん他の施設の見学にも行きましたが、欣彰会の施設は建物の外も中も清潔で、入所者も職員もとても明るい印象があり、長く働けるところだと考えて、就職を決めました。

就職して良かったと思ったことは?

まず、研修がとても手厚かったことです。最初の1ヶ月は新人研修で、介護やビジネスマナーの基礎を学び、その後はメンター制度のもと、先輩につきっきりで仕事を教わることができました。そのほかに月2回ほど座学研修もあり、キャリアアップのためのサポートを受けることができます。もう一つは、人員が充実していて、若い人が多く、人間関係がとても良いことです。介護の現場は大変というイメージが強そうですが、ここでは介護士が60名ほど在籍し、ホーム内の1ブロックを10人1チームでみる体制をとっていて、とても働きやすいです。残業も多くなく、ストレスなく働けます。

仕事で印象に残るエピソードを教えてください。

食事がなかなか取れなかった入所者さんの食事形態を通常のミキサー食(流動食)から栄養価の高い液状のものやゼリー状のものに変えたことがあります。その結果入居者さんの状態が元に戻せたという経験があります。一人ひとりに沿ったケアを考えることの大切さを学びました。
また、看取りの後、ケアマネージャーから、「ご家族も介護士さんたちにありがとうって伝えて欲しい、って言ってたよ」と感謝の言葉を聞いた経験は、自分の成長とやりがいにつながりました。

仕事の上で大切にしていることと今後の目標は?

入所者の方の個性はさまざまですから、学んだ介護のセオリーだけでは限界があると思います。介護の仕事は人と接する究極のサービスだと考えているので、ご家族のご意向や入所者ご本人の思いを汲み取れるコミュニケーション能力と、注意深く入所者の方の状態を把握することが大切なのだと思います。
今後はもっと経験を積んだ上で、入所者の方の介護のプラン立案に関われるケアマネージャーなど相談職へのキャリアも考えています。

介護の仕事に向いている人はどんな人でしょう?

明るい性格で、聞き上手の方が向いていると思います。コミュニケーション能力が必要と言いましたが、自身の感情のコントロールができることも大切です。そんな素養があれば、欣彰会なら、自分の個性を活かしてのびのび活躍できると思います。

わたしのオンとオフ


ワークスタイル

現在の私の仕事はこんなシフトです。

早番:7:30〜
日勤A:8:30〜
日勤B:9:30〜
遅番:10:00〜
夜勤:17時〜翌10時
夜勤は月に5〜6回あり、1日に6名の勤務態勢。途中仮眠が2時間あります。

私は夜勤明けの入所者さんの起床時が好きで、入所者さんのさまざまな寝起きの様子を微笑ましく見ています。

オフタイム

お菓子作りが趣味で、今回カヌレとドーナツを作りました。入所者の方々にも喜んでいただいています!

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