シームレスケアの実現を目指して

石川雅浩

2007年入職 デイ介護福祉士主任
敬寿園デイサービスセンター勤務

静岡県出身。小学生から野球に没頭し、高校大学と野球部に所属。怪我をした時通った接骨院の仕事から福祉の仕事に興味を持ち、大学の実習で欣彰会を知る。入職後、介護福祉士、ケアマネジャーの資格を取得。

介護福祉士

ケアマネジャー(介護支援専門員)

Q:野球少年だったそうですが、どんな経緯で欣彰会と出会ったのでしょう?

野球で怪我をしたときに接骨院の先生と出会い、人を助ける福祉という仕事があることに気づきました。当時私は祖父母と同居しており、老人福祉に興味を持って大学も社会福祉学部に進み、いくつかの施設でボランティア活動を行ったりしていました。 大学3年で社会福祉士の受験資格取得に必須の実習があるのですが、それまで見てきた施設の状況に少し疑問を感じていて、就職については福祉系企業も視野に入れていたため参加を迷っていたところ、担当教授に「敬寿園なら考えが変わるよ」と勧められ、ここでの実習に参加しました。利用者も入居者も、スタッフもとても明るく生き生きしていて、実習がとても楽しく充実したものになったのです。そして何とここには野球部があることが判明し(笑)、ここ敬寿園への入職を決意しました。

Q:デイサービスとは?

デイサービスは施設に入所するのではなく、日帰りで利用できる通所介護サービスです。敬寿園デイサービスセンターには30名ほどの職員がいて、週に数回、地域の要支援・要介護の方達を送迎し、入浴、食事、排泄の介助、リハビリ、レクリエーションなどを行います。
利用者の方は約40名。認知症対応型、運動型などそれぞれのケアプランがあるので、それに沿って一人ひとりきめ細かくケアを行います。例えば食事なら管理栄養士によるメニュー管理が行われていますし、入浴も大きな浴室での入浴から機械浴まで利用者の状態に合わせて行います。

Q:色々とイベントやレクリエーションも手がけているようですが?

A:敬寿園デイサービスセンターは地域と連携して、花見・夏祭り・運動会・敬老会といったイベントを開催しており、私はその実行委員として活動しています。
施設でのレクリエーションは体操、クイズ、趣味活動としてフラワーアレンジメント、染め物、陶芸、野菜作りなど多種多様です。私はパターゴルフの企画を担当するほか、地域の郷土芸能の和太鼓クラブにも参加しています。

Q:主任としてはどんなお仕事を?

個々の利用者の状態をケアマネージャーと相談し、状況に応じた手立てを講じます。
あるとき団地の3階に住んでいる方について相談がありました。外出が困難な方ですが、「敬寿園だったら何とかしてくれるのでは」という期待に応え、その方を団地の3階からおぶって施設に通うことしました。敬寿園は約40年の歴史の中で、地域でも重度の方を受け入れるデイサービスとして知られています。利用者の人生の可能性が広がるのであればできるだけのことはやってみようと考えていて、他の施設では受け入れられない方も多く利用されています

Q:今後の目標を教えてください。

私は「さいたま市でNo.1のデイサービスを作りたい」という目標を持っています。高齢者の中にはいろいろと肩身の狭い思いをしている方も多くいます。私はここ敬寿園デイサービスセンターをお年寄りが言いたいことを言え、やりたいことができる、つまり自己実現できる「夢の場所」にしたいのです。
さらに将来的には介護の要不要を超え、老人福祉を通じた地域の活性化に取り組むことができればと考えています。医療機関との連携が強く、施設数が多いというスケールメリットも活かし、長い歴史の中で培われた介護の経験値の高さと地域の信頼に支えられ、欣彰会のモットーである「シームレスケア」の実現を目指したいと思います。

わたしのオンとオフ

ワークスタイル

勤務としては
8:30〜17:30
で、1日の施設でのサービスは概ね下記の通りです。時間や内容は利用者によって変わってきます。

送迎〜入浴〜リハビリ、看護〜レクリエーション〜食事〜排泄介助〜リハビリ〜送迎
入浴はサイズが大きめの通常の浴場の他、個人サイズの浴場や機械浴もあります。
食事は管理栄養士によってメニュー管理されたもので利用者によって細かく調整されます。
レクリエーションでは趣味活動のように常時行われるものと、体操やクイズのように日替わりで行われるものがあります。
頻度は高くありませんが、事務作業や、イベント準備がある時には残業することもあります。

オフタイム

敬寿園でも野球部に所属しています。(コントロール抜群のピッチャーです)
ちなみに欣彰会には施設のチームによるリーグ戦があります。

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