大谷昌弘
2019年入職 施設サービス課 介護職
特別養護老人ホーム敬寿園宝来ホーム勤務
介護福祉士
38歳で結婚して子どもができて、心機一転リスタート。
前職はマッサージ店のセラピストで、その前は宅配便のセールスドライバーをしていましたが、フリーランスの仕事だったため、立場も収入も不安定でした。将来に不安を感じながら過ごすうち、38歳で結婚して子どもが生まれたのです。家族に背中を押される感じで、『ここは心機一転、安定した仕事に就いて再出発しよう』と職探しをしていたときに、タイミング良く敬寿園宝来ホームの求人が目にとまりました。年齢不問・未経験者歓迎・家から近くて通勤しやすいという得難い好条件でしたし、『高齢化社会が進むに連れて介護へのニーズは増していく。安心して長く勤められる。地域にも貢献できる』と考えて応募したのです。まったく未知の業界・業務でしたが、異業種への転職はどんな分野だろうがゼロからのリスタート。施設を見学して、若手からベテランまで幅広い年代の職員が活躍していると分かりましたし、未経験者は基礎から指導するとのことで、迷わず入職に踏み切りました。
お年寄りの暮らしを支える使命。正解がないぶん奥が深い。
1年目は先輩にマンツーマンでついて、介助技術を身につけると同時に、介護職員初任者研修を受講。次に3年経験した段階で実務者研修を受けて介護福祉士の受験資格を取得し、受験・合格しました。毎月、資格手当が支給されますし、階層別の研修もあるので、視野を広げながら成長できていると喜んでいます。加えて欣彰会では、入居者さんとのふれあいを重視。入浴や食事や排泄を画一的に介助するのではなく、職員間で意見を出し合いながら、お一人お一人の状態に合わせて、適切なサービスの提供に注力しています。介助が不十分だと余計な負担をかけてしまう一方で、介助し過ぎても、意欲や行動力を損ねてしまう可能性もあります。そのため、何が必要で何が必要でないのか、決まった正解がないのです。だからこそ自問自答を繰り返し、仲間とも相談して、その方のためのより良い答えを追求する挑戦の毎日。それが、お年寄りの暮らしを支える私たち介護職員のミッションなのだと自負しています。
わたしのオンとオフ
ワークスタイル
7:30~16:30の早番、11:00~19:00の遅番、17:00~翌朝10:00の夜勤、3つの勤務時間があり、月ごとのシフトに基づいて出勤しています。夜勤は月3~4回で、明けの日は休み。後は早番と遅番の組み合わせで、休日はトータル月9日です。
早番は起床・朝食・午前の入浴・昼食、遅番は昼食・おやつ・午後の入浴・夕食の介助がコアワーク。その間の排泄等のケアを含め、チームワークで分担・連携して進めます。夜勤は定時の巡回、排泄の介助、コールへの対応が軸になります。
私は異業種からの転職ですが、基盤にあるのは入居者さんと職員とのコミュニケーション。前職・前々職も、いろいろなお客さまと会話しながらサービスを提供する仕事だったので、その経験が思っていた以上に役立っています。セラピストの腕を生かして、肩こりや腰痛のマッサージをしてさしあげると、とても喜ばれます。
ライフスタイル
入職の前年に生まれた子どもが、もう来年は小学校入学。自ずと休日はもっぱら家庭サービスです。シフト制で平日も希望日を休みにできますし、有休も取りやすいので、運動会やお遊戯会など保育園の行事にはほぼ参加しています。
男の子で昆虫に興味を持っているので、かぶと虫を採りにいったり、蝶やトンボを採集したり、親子で楽しんでいます。
夏には3日間、連続で公休を取って、家族で伊香保温泉に旅行に行きました。シフトや有休に関しては、希望を出せば柔軟に対応してもらえます。